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円頓寺 本のさんぽみち 終えて

2025.10.26

きのう、円頓寺商店街での「ZINEさんぽ」で初出店をした。ご来場の皆さん、運営の皆さん、ボランティアスタッフの皆さん、商店街の皆さん、ありがとうございました。

次回は11/15瀬戸末広町で出店します。

反省点

まず、楽しかったことははっきり言っておこう。近所にワニハンター(本当に)をやっていた人(insta: @tamotamota_mo)も出店していて、気になることだらけの人だったし、お隣さん(Book Dylanさん)はずっとギター弾いてて世界観がすごい。反対のお隣さん(まんもじ堂さん)もどこまで素性を書いていいか分からないが、いろいろ気になる人だった。その上、机も半分貸してくれるし、自分のチラシも次々配ってくれるし、いい人だった。他の人たちももっとゆっくり交流できたらよかったが、自分のことでいっぱいいっぱいだった。

他にも反省点はいっぱいある。

贈本屋

とにかく本をあげることばかり考えて、そもそも、このコンセプトをきちんと伝えることを忘れていた。相手が本を選ぶのを眺めてしまったが、本屋ではないのだから、「これ読んでみてよ」とこっちから差し出せばよかった。どうしても知っている作者や気になっていた作品を選んでしまう。そういう選び方の場合は、あえて「それじゃなくてこっちはどう?」とかもやればよかった。自身での選択より、なかったはずの本との出会いを作ることを意識するべきだった。贈本屋失格である。

本の説明もただの概要レベルになってしまって、自分なりのポイントを伝え忘れた本がいくつかある。もらってくれた人がここを読んでくれる可能性を信じて、伝えられなかったことを書いておく。

「アルジェリア、シャラ通りの小さな書店」カウテル・アディミ著

「人類堆肥化計画」東千茅著

この本を読んで素直に共感する人以外に読んでほしいと思っていた。とても装丁のきれいな本であるが、それと同じように言葉も飾られている感じがある。もしくは、妙な「耳障りの良さ」というか。全体的に本の思想に異論があるわけでないし、いい本だと思うけど、微妙な私の引っ掛かりも伝えたかった。

「不思議の国のアリス 完全読本」 桑原茂夫著

時代背景や作者のルイス・キャロル自体の補足情報以外は、あらすじの説明に終始しており、桑原さん自身の解釈は一切入っていない。ここまでは伝えたけど、この自分を主張しないで、あくまで解釈は読者側に委ねる姿勢についてどう思うか、知りたい。アリス研究をずっと続けた者の達観なのだろうか?

「夢見る機械」 諸星大次郎

チラシ

音読の効用を中心に配り、「AIは人類を超えるか」という「問い」を問うはとりあえず置いておくだけで興味ある人に見てもらうのは良かったと思う。「続きはwebで」にしたけど、実際どれくらいの人が見てくれるのだろう。google analysisなどのこっそりユーザーの動きを収集するような仕組みは一切入れていないので、フィードバックがなかなか分からない。ぜひメールでご意見・ご感想をお願いします。大切なのは「関係」です。

「音読の効用」は、割とすんなり「いいですね」とか「確かに」みたいな反応をしてもらえたので、そこで話が止まってしまった。つまらない本を読むことが体験を豊かにするとか、疲れることが大事とか、もっと突き詰めると『近道』をしないことが大事なのであって、本を読めないのは『近道』をしようとするから「次第にやる気も失せていく」のではないかと、JOJO LIFEの話につながっていく、ということを忘れていた。

あと、チラシの印刷に関して注意点のメモ